先輩コスプレイヤー 多田カイエさんと、じゃねっとの歴史
8年前は、コスプレ用ウィッグなんてほとんど無かったんです。
私がオーダーウィッグを探しはじめたのは、8年前のことでした。
当時は、ウィッグは市販のロングしかなく、カラーも8〜10色程度のものしかなく、到底、コスプレとして自由自在に使える形はありませんでした。
それでも、多少はカットしたり、カールさせてみたり、工夫して使用していました。衣装を何度も作り直して、こだわればこだわるほど、ウィッグもアニメの形で欲しくなってしまいました。
テレビで流れているCMなどでは、それなりに変わった形のウィッグが使われているので、テレビ局の取引先を探したり、時代劇のカツラ屋さん、舞台衣装のメーカーさんなど15件くらいは電話帳を駆使して問い合わせをしました。
しかし、どこも個人は相手にしてもらえず、そもそもアニメのウィッグということだけで話もなかばで断られることもありました。
ジュ●アスをやるために、もっともっと完璧なウィッグが欲しかったんです。
仮にコスプレウィッグを作るにしても、20万を超える見積りを出されれば、私たちもあきらめるしかなくて、途方に暮れていました。
そんなとき、
ひょんなことから、じゃねっとさんに出会いました。
アニメのウィッグだといっても、おもしろいと話に乗ってくれて、作り方も真剣に考えてくれたんです。
見積りも、オーダーとしてはかなり金額も手が届きそうな範囲でした。
しかし、それでも市販のウィッグの5倍はする高価な見積りでした。私たちも、その金額に頭を抱えて相当悩んだものです。
じゃねっとで、初めて作ったウィッグ。

ウィッグを注文しよう! と決意し、思いきってお願いしたのが、アンジェリークのジュ●アスでした。このキャラクターは、何十回もやるつもりで、このキャラをやらなくなるときがコスプレをやめるときと思いつめたキャラクターだったのです。
そこまで大切にしているキャラクターのウィッグなら、数万円する高級なオーダーメイド・ウィッグを買ったとしても、『値段÷コスプレをする回数』で考えれば、安いと判断したのです。
そんなこんなで、初めての注文で仕上がったアニメのウィッグは、すごくボリュームがあって、パレードのようなウィッグでした。形はきれいなんですが…(泣!)
できあがったウィッグを顔に合わせて調整して、妙にピカピカと光る毛も、熱や色の加工で修正して、ナチュラルな雰囲気にしてもらいました。何度も足を運んで、何度リテイクしたかわからないほどくり返しくり返し調整してもらいましたね。
じゃねっとさんに通ってできあがったウィッグを初めてイベントで使ったとき、「本物みたい!」といわれたときは、本当にうれしくて、うれしくて! 今でも忘れられない思い出です。
コスプレ歴をついつい重ねてしまいましたが、その間に重厚な衣装や、宇宙服みたいな衣装のものも着ることがありました。そのたびに変なヘアスタイルになってしまうので、いつもじゃねっとさんに駆け込んできましたね。
ああじゃない、こうじゃない、と共同で制作するような楽しい時間もいただきました。
イベントではウィッグのことを聞かれることも増えて、じゃねっとさんを紹介するようになりました。そうしているうちに年数を重ねて、今ではじゃねっとさんも技術を積み重ねて、どんなキャラでも対応してもらえるようになっています。
私も海外イベントなどで優勝させていただいたり、雑誌やテレビなど、数々の機会に恵まれています。
変身する楽しさに、さらなる楽しみをお手伝いいただいているじゃねっとさんは、私にはなくてはならない存在となっています。
アニメ雑誌を見るたび、衣装を考えながら、「どうやって制作しようかな」「このキャラクターがいいな」「このキャラのウィッグも、やっぱりじゃねっとさんに相談だなー」そう思ってしまう私なのです。
やっぱり、ウィッグはオーダーね☆


